★どんなご意見をお持ちの方にも是非一度ご覧いただきたい動画です。
【特番】皇室・皇統の問題を考える -小堀桂一郎氏に聞く-[桜H28/11/20]
Youtube
https://youtu.be/FFOJcPtrbyg
●小堀桂一郎「摂政の冊立(さくりつ)が最善」「陛下の個人的なご意向の表明は決して詔(みことのり)ではない。ここを一般の国民は間違えてはいけない」
ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/1479634562
小堀桂一郎(東京大学名誉教授)
摂政の冊立(さくりつ)が最善
===産経新聞 2016.7.16===
【生前退位 私はこう思う(2)】
東大名誉教授(日本思想史)・小堀桂一郎氏 「摂政の冊立が最善」
http://www.sankei.com/life/news/160716/lif1607160022-n1.html
今上陛下の践祚(せんそ)は昭和64年1月の事だったから、昭和8年生まれの陛下はその時宝算(ほうさん)56であられた。これは先帝陛下が大正10年宝算20(満年齢では19年7箇月)で摂政の位に就かれ、事実上国家元首としての重任を果たされることになったのと比べると甚だ遅い登極(とうきょく)である。いわゆる還暦の年を以て老人の仲間に入ったと見る習俗に倣えば、陛下は御即位の年に既に老齢に近づいておられた。
爾来(じらい)28年に亘り、国民統合の象徴として民生の安寧への最高の配慮者として、皇室外交の少し域外にまではみ出した責務の担い手として、陛下は実に精励に君主としての重責を果たして来られた。殊に近年、硫黄島、サイパン、パラオ、フィリピンなどの戦蹟地への慰霊鎮魂の御旅行は、既に御高齢と病気による御体調の不良を押しての強行軍であっただけに、そのお疲れもさぞかしと拝察申し上げ、国民の一人として感謝と恐懼(きょうく)の思いに堪えない。
それだけに、陛下には、平成の名を負う御代の御治世の御事蹟として、既に為すべきことの殆ど全てを為し果(おお)せた、これ以上為すべき責務は何程も残っていない、我が事おわれり、といった自足の感をお持ちなのではないかとの忖度(そんたく)が働く。それが同時に此以降の国事への御尽瘁(じんすい)は従来に比べるととかく欠ける所が目立つ事になろうとの御不安の感を呼ぶのかもしれない。いわゆる完璧主義の感覚を陛下がお持ちであるとすれば、生前退位のご希望が萌(きざ)すのも尤(もっと)もであると肯定的に考える向もあろう。
然しここで、大正の御代の末、諸般の国事遂行の不如意を来された父帝に代わって摂政に立たれた先帝陛下とその先代の御事蹟を想い起こして頂きたい。日本の天皇はその為す所によってのみならず、唯国家元首として在位して居て頂くだけで、国家にとって十分の意味を有する存在なのである。天皇御自身は無為であっても、必要な皇室祭祀と国事行為とは、摂政宮殿下に代行をお任せ遊ばされればそれでよい。その代行は次代の天皇にとってのよき御修練の場ともなるであろう。
もし実際に退位の御希望に添わんとならば、現行皇室典範の増補改訂は必須の前提となる。皇族を構成する宮家の数を増やす方向への改訂ならば、民間有志の皇室法研究団体の幾つかが既にかなりの検討の成果を蓄積しているが、生前御退位という思いがけぬ事態に備えての研究は全く白紙状態である。皇室伝統の人為的変更という非常事態への対応に、拙速は厳に慎むべく、いったいどれほどの歳月を要するか、いや果たしてその変更が法的に公論として可能かどうかすら覚束(おぼつか)ない。
範例となりそうな前例を求めて、遡って国史を繙(ひもと)いてみても出てくるのは否定的材料の方が遙かに多い。退位された前天皇の国法上の地位、処遇、称号の問題。明治天皇の御治定にかかる一世一元の元号の問題。何よりも、天皇の生前御退位を可とする如き前例を今敢えて作る事は、事実上の国体の破壊に繋がるのではないかとの危惧は深刻である。全てを考慮した結果、この事態は摂政の冊立(さくりつ)を以て切り抜けるのが最善だ、との結論になる。(談)
===産経新聞 2016.7.16===
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【「生前退位」ご意向】
2016.7.15
皇室典範1~2年かけて改正案検討 宮内庁長官「いろんなお考えをお持ちになる」
http://www.sankei.com/life/news/160715/lif1607150020-n1.html
【天皇陛下譲位】
産経新聞
2016.11.30 有識者会議が最後のヒアリング 容認と否定が拮抗
http://www.sankei.com/politics/news/161130/plt1611300020-n1.html
2016.11.30 専門家16人の譲位賛否は拮抗 特措法対応には10人が反対
http://www.sankei.com/politics/news/161130/plt1611300042-n1.html
2016.11.30 憲法学者らヒアリング詳報 5人中4人が譲位容認 高橋和之東大名誉教授「特例法も憲法上可能」
http://www.sankei.com/politics/news/161130/plt1611300038-n1.html
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★こちらの動画も、、。
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【緊急特番】皇位継承の危機?渡部昇一、小堀桂一郎、加瀬英明[桜H28/9/1]
https://www.youtube.com/watch?v=HZ7wNlUOHJQ
2016/09/01
>「生前退位」報道を受けられる形で天皇陛下がお言葉を述べられ、
>皇統のあり方について様々な議論が交わされる中で、
>二階自民党幹事長が不見識な発言で女性天皇容認論を唱えるなど、
>皇位継承そのものも損なわれかねない事態が生じている。
>我が国にとっての天皇、皇統とは何なのか、
>今一度、根本に立ち返って明らかにする緊急特別番組をお送りします。
出演:
加瀬英明(外交評論家)
小堀桂一郎(東京大学名誉教授)
渡部昇一(上智大学名誉教授)
水島総(日本文化チャンネル桜代表)
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加瀬英明×馬渕睦夫『日本らしい国づくり』#04 日本をつくる天皇のしごと
https://www.youtube.com/watch?v=vfZBq--fegU
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2012/12/16
大道無門273:小堀桂一郎(東京大学名誉教授)
https://www.youtube.com/watch?v=bIwxqtH1uBo
お話:小堀桂一郎
聞き手:渡部昇一(上智大学名誉教授)
★女性天皇と女系天皇の違い
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占領史録〈上〉―降伏文書調印経緯・停戦と外交権停止 (講談社学術文庫) 文庫 – 1995/6
江藤 淳
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★「天皇」とは何ぞや?
当のご本人(今上天皇)が正しく理解されていないようですね。
ご理解されていれば、、、、今回の騒動にはなっていない。
GHQの(日本解体)工作に一番毒されてしまっていたのは、、、皇太子明仁親王殿下だったのですね。。。
(…とストレートには言えない保守言論人)
【特番】皇室・皇統の問題を考える -小堀桂一郎氏に聞く-[桜H28/11/20]
Youtube
https://youtu.be/FFOJcPtrbyg
●小堀桂一郎「摂政の冊立(さくりつ)が最善」「陛下の個人的なご意向の表明は決して詔(みことのり)ではない。ここを一般の国民は間違えてはいけない」
ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/1479634562
小堀桂一郎(東京大学名誉教授)
摂政の冊立(さくりつ)が最善
===産経新聞 2016.7.16===
【生前退位 私はこう思う(2)】
東大名誉教授(日本思想史)・小堀桂一郎氏 「摂政の冊立が最善」
http://www.sankei.com/life/news/160716/lif1607160022-n1.html
今上陛下の践祚(せんそ)は昭和64年1月の事だったから、昭和8年生まれの陛下はその時宝算(ほうさん)56であられた。これは先帝陛下が大正10年宝算20(満年齢では19年7箇月)で摂政の位に就かれ、事実上国家元首としての重任を果たされることになったのと比べると甚だ遅い登極(とうきょく)である。いわゆる還暦の年を以て老人の仲間に入ったと見る習俗に倣えば、陛下は御即位の年に既に老齢に近づいておられた。
爾来(じらい)28年に亘り、国民統合の象徴として民生の安寧への最高の配慮者として、皇室外交の少し域外にまではみ出した責務の担い手として、陛下は実に精励に君主としての重責を果たして来られた。殊に近年、硫黄島、サイパン、パラオ、フィリピンなどの戦蹟地への慰霊鎮魂の御旅行は、既に御高齢と病気による御体調の不良を押しての強行軍であっただけに、そのお疲れもさぞかしと拝察申し上げ、国民の一人として感謝と恐懼(きょうく)の思いに堪えない。
それだけに、陛下には、平成の名を負う御代の御治世の御事蹟として、既に為すべきことの殆ど全てを為し果(おお)せた、これ以上為すべき責務は何程も残っていない、我が事おわれり、といった自足の感をお持ちなのではないかとの忖度(そんたく)が働く。それが同時に此以降の国事への御尽瘁(じんすい)は従来に比べるととかく欠ける所が目立つ事になろうとの御不安の感を呼ぶのかもしれない。いわゆる完璧主義の感覚を陛下がお持ちであるとすれば、生前退位のご希望が萌(きざ)すのも尤(もっと)もであると肯定的に考える向もあろう。
然しここで、大正の御代の末、諸般の国事遂行の不如意を来された父帝に代わって摂政に立たれた先帝陛下とその先代の御事蹟を想い起こして頂きたい。日本の天皇はその為す所によってのみならず、唯国家元首として在位して居て頂くだけで、国家にとって十分の意味を有する存在なのである。天皇御自身は無為であっても、必要な皇室祭祀と国事行為とは、摂政宮殿下に代行をお任せ遊ばされればそれでよい。その代行は次代の天皇にとってのよき御修練の場ともなるであろう。
もし実際に退位の御希望に添わんとならば、現行皇室典範の増補改訂は必須の前提となる。皇族を構成する宮家の数を増やす方向への改訂ならば、民間有志の皇室法研究団体の幾つかが既にかなりの検討の成果を蓄積しているが、生前御退位という思いがけぬ事態に備えての研究は全く白紙状態である。皇室伝統の人為的変更という非常事態への対応に、拙速は厳に慎むべく、いったいどれほどの歳月を要するか、いや果たしてその変更が法的に公論として可能かどうかすら覚束(おぼつか)ない。
範例となりそうな前例を求めて、遡って国史を繙(ひもと)いてみても出てくるのは否定的材料の方が遙かに多い。退位された前天皇の国法上の地位、処遇、称号の問題。明治天皇の御治定にかかる一世一元の元号の問題。何よりも、天皇の生前御退位を可とする如き前例を今敢えて作る事は、事実上の国体の破壊に繋がるのではないかとの危惧は深刻である。全てを考慮した結果、この事態は摂政の冊立(さくりつ)を以て切り抜けるのが最善だ、との結論になる。(談)
===産経新聞 2016.7.16===
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【「生前退位」ご意向】
2016.7.15
皇室典範1~2年かけて改正案検討 宮内庁長官「いろんなお考えをお持ちになる」
http://www.sankei.com/life/news/160715/lif1607150020-n1.html
【天皇陛下譲位】
産経新聞
2016.11.30 有識者会議が最後のヒアリング 容認と否定が拮抗
http://www.sankei.com/politics/news/161130/plt1611300020-n1.html
2016.11.30 専門家16人の譲位賛否は拮抗 特措法対応には10人が反対
http://www.sankei.com/politics/news/161130/plt1611300042-n1.html
2016.11.30 憲法学者らヒアリング詳報 5人中4人が譲位容認 高橋和之東大名誉教授「特例法も憲法上可能」
http://www.sankei.com/politics/news/161130/plt1611300038-n1.html
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★こちらの動画も、、。
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【緊急特番】皇位継承の危機?渡部昇一、小堀桂一郎、加瀬英明[桜H28/9/1]
https://www.youtube.com/watch?v=HZ7wNlUOHJQ
2016/09/01
>「生前退位」報道を受けられる形で天皇陛下がお言葉を述べられ、
>皇統のあり方について様々な議論が交わされる中で、
>二階自民党幹事長が不見識な発言で女性天皇容認論を唱えるなど、
>皇位継承そのものも損なわれかねない事態が生じている。
>我が国にとっての天皇、皇統とは何なのか、
>今一度、根本に立ち返って明らかにする緊急特別番組をお送りします。
出演:
加瀬英明(外交評論家)
小堀桂一郎(東京大学名誉教授)
渡部昇一(上智大学名誉教授)
水島総(日本文化チャンネル桜代表)
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加瀬英明×馬渕睦夫『日本らしい国づくり』#04 日本をつくる天皇のしごと
https://www.youtube.com/watch?v=vfZBq--fegU
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2012/12/16
大道無門273:小堀桂一郎(東京大学名誉教授)
https://www.youtube.com/watch?v=bIwxqtH1uBo
お話:小堀桂一郎
聞き手:渡部昇一(上智大学名誉教授)
★女性天皇と女系天皇の違い
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占領史録〈上〉―降伏文書調印経緯・停戦と外交権停止 (講談社学術文庫) 文庫 – 1995/6
江藤 淳
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★「天皇」とは何ぞや?
当のご本人(今上天皇)が正しく理解されていないようですね。
ご理解されていれば、、、、今回の騒動にはなっていない。
GHQの(日本解体)工作に一番毒されてしまっていたのは、、、皇太子明仁親王殿下だったのですね。。。
(…とストレートには言えない保守言論人)